油圧ショベル
1.マーケット規模及び推移
2.メーカー別2018暦年販売実績シェア
【国内販売】
油圧ショベル (油圧バックホー)の2018暦年国内販売実績は低調であった。これは、昨年(2017暦年)に第4次排ガス規制の猶予期間が8月末で終了し、その前の駆け込み需要が増加したが、その後、その反動で需要が冷え込んだ為である。この状況は現在(2019年6月)においても改善されていないが、10月の消費税アップが決まれば、再び特需(駆け込み需要)を見込む事ができる。
【輸 出】
2018暦年の輸出(日系メーカー海外生産販売台数含む)は好調であった。これは、昨年(2017暦年)に引き続き総体的にインフラ関係の需要が、ほぼ全世界規模で増大したからである。
海外販売に関しては、2019暦年に入っても好調な販売が続いているが、米中貿易戦争など先行きの不透明感が色濃い為、海外市場は一転し落ち込むことも想定されている。
- DATE 2019.12.05
- THEME 土木建設機械