ミニローダ
1.マーケット規模及び推移
※当該機種は、除雪用としての販売が主力である為、シーズンに合わせ年度(4月~3月)で販売実績を捉えている。
2.メーカー別2018暦年販売実績シェア
【国内販売】
ミニローダ(小型トラクタショベル)の2018年度国内販売実績は、大幅ダウンであった。これは、トップメーカーの市場撤退が最大の要因となっている。また、二番手メーカーなどがその穴埋めを目論んだが、ロータリー除雪機、ドーザー除雪機、ミニホイールローダ、スキッドステアローダなど有力な競合商品が数多い為、思惑通りに実績アップが図れずにいる。
なお、トップメーカーの撤退理由は、「ミニローダは当初、多目的用途に対応する機種として2003年に市場投入したが、発売当初より大半が除雪用としての販売となっていた。しかし、除雪用販売は天候に左右される為、長年に亘り生産対応に苦労する等、採算性に欠けていたからである」としている。
【輸 出】
輸出は行っていない。
- DATE 2019.12.05
- THEME 土木建設機械